専務取締役板倉 雄一
お客様はもちろん、
協力会社や社員からの
信頼を得ることも大事にする
三勇建設では営業担当のスタッフがいません。現場をサポートするのは全て現場監督である私たちの仕事です。そしてその全員が、土木、大工、シャッター、鋼製建具・建材など様々な業界の現場で、作業員のプロとして活躍していた人間のみが集まっています。私もかつて土木の作業員から現場監督の免許を取得し、現在に至ります。現場の経験と知識を兼ね備えたスタッフが多いからこそ、お客様からの要望にスムーズに対応できるところが弊社の強みであると言えます。
さらに営業のトーク力をカバーするために、社内コミュニケーションの活性化に積極的に取り組んでいます。自分もそうでしたが、人と話すことが苦手でもマイナスに捉えず、お客様の目線になって考えることを第一に、業務を終えて事務所に戻ったスタッフと会話してアドバイスをするなどの時間を設けるようにしています。私たちの仕事は工場・事業所がメインの取引先となるため迅速な対応が求められますし、予算取りシーズンである3月や9月が繁忙期となります。忙しさから苦労を感じることもありますが、そのような中でも、会社は共に頑張ってくれる社員を一番大切にする経営を貫いてきました。各社員の実績や会社貢献度を数値化し、給与面や賞与に反映することで、全員が更なる成長を目標に掲げ、日々仕事に打ち込むことができています。
お客様はもちろんですが、協力会社にも、社員にも、信頼がすべて。弊社は決して大きな会社ではありませんが、この信頼関係があって会社は成り立っています。これまで実績を積み重ねてきた努力を忘れず、更に信頼される存在になれるよう、企業の価値を高めていきたいと考えています。
施工管理部 部長黒沢 充
迅速な対応と確かな技術でお客様との信頼を築く
私たち施工管理部の仕事は、お客様先の工場内に構える弊社事務所に駐在し、歳月とともに発生する不具合やトラブルに迅速かつ丁寧に対応することです。使用年数が長いほど、建物は古くなり傷みが出てくるのでメンテナンスが必要となり、また工場の生産ライン拡張やリニューアルといったあらゆる状況に合わせて、基礎工事や道路工事など、生産活動がスムーズにいくための施工管理・メンテナンスを行います。
仕事をする上で大切にしているのは“スピード感”と“確かなものを造る”こと。お客様のニーズにいかに応えるかが重要で、これは信頼に大きくかかわります。信頼を得るためにはまずスピーディな対応が必要不可欠となります。常に生産・稼働している工場では、お客様も時間的に余裕がない中で発注を決めなければなりません。私たちも工場が稼働している日中の時間帯は慌ただしくなるため、できるだけ朝の早い時間に見積り作成などのデスクワークに向かっています。発注をいただいたら、長きにわたる取引で信頼を築いてきた有力な協力会社と連携を取りながら、スムーズにお客様が満足のいくものをしっかりと造り上げていきます。現場のことをよく把握し、品質管理も徹底することを重視しています。
私は間もなく定年を迎えるのですが、それまでに長年のキャリアで身に付けた仕事の成功の術を、次代を担う人材育成のために役立てていきたい。成長への期待感から少し厳しくすることもありますが、基本的に温かい人柄のスタッフが多く居心地の良い社風は弊社の良いところです。自分がたくさんの手本を見せて若手が吸収してくれることで、会社の更なる成長に貢献できると思っています。